
金属と接している肌の部分に、かゆみを伴う炎症が起きてしまうのが金属アレルギーです。これは、体の中に金属を拒絶する抗体(アレルゲン)ができてしまうのが原因だといわれています。
ピアスをする時のキズからイオンが血中に溶け込んでなるものがほとんどです。アレルギーを誘発する金属には水銀やニッケル、コバルト、スズなどが上げられ、なかでもニッケルは特に発症例が多いといいます。
これまでなんともなかった人もある日突然発症し、抗体は数年から数十年、時には一生なくならないというからやっかいですね。
けれども金属アレルギーを起こさないチタンなら、抗体ができてしまった人でも安心して身につけることができます。
国内の時計メーカーが行ったテストでは、チタンを使った腕時計を装着した100人のうち、金属アレルギーを起こした人は一人もなかったそうです。